未来を担う若手大工のさらなる技術向上に向け、この度、県内初開催となる平成の大工棟棟梁検定を開催します。
子どもたちの憧れの職業のひとつとして挙げられる「大工」ですが、実際に大工になり技術を磨くための環境は十分に整備されておらず、彼ら彼女たちの夢は大人になるにつれ影を潜めていきます。しかし、古民家の保存活用や地域の木造文化を継承するためには若手大工育成が重要であり建築業界として担うべき社会的役割でもあります。
この取り組みは、全国各地のポリテクカレッジ等と連携し、平成30年度は全国16ヵ所にて実施され若手大工技能者の育成に努めます。
この検定では、座学として伝統構法の特徴・歴史・木材の継手や仕口などについて学び、実技は出題される課題の加工を電動工具は使用せず手刻みにて実施します。

岡山県開催概要

実施期間:平成30年11月6日 9時~15時半(受付8時45分~)
会  場:岡山県職業能力開発促進センター(岡山市北区田中580)
主  催:一般社団法人全国古民家再生協会
主  管:一般社団法人岡山県南部古民家再生協会・一般社団法人岡山県北部古民家再生協会
運  営:平成の大工棟梁検定実行委員会