備前で古民家のご相談。

その中でお伺いした玄関土間。瓦と備前焼の仕上げ。なんとも備前らしい仕上げ。この建物は推定築150年。江戸時代に池田藩の武士で馬の調教をしていたが大政奉還で時代が変わり一時金をもらい岡山からこの備前に移り住んできたとのこと。

この石垣も建物も当時のまま。庭も枯山水で大きな石が。先代の写真も残されており家族のルーツが詰まった想いでの古民家でした。

これからこの建物の将来を相談頂きどの様な方向にするか検討です。産業廃棄物として壊すのは簡単、どの様な形でこの建物を残すのか?

ご家族から色々とご意見を頂きました。未来の為にこの様な古民家がどの様な形にしろ残っていけば日本の住文化が残っていくことが嬉しいです。

帰りは、同席頂いた古民家再生協会メンバーの常本さんと備前カレーを頂きました。海の幸とフルーティーな味わい。美味しく頂きました!