IMG_9889  IMG_9893

伝統工法にもよく使われる桔木(はねぎ)という部材を作るため杉の皮付き丸太の皮むきをしております。

この桔木(はねぎ)という部材は古民家や数寄屋建築にも使われ、軒を深く出したい場合などに使われ建物内部から軒先にかけて屋根勾配に合わせ軒先にはり出し深い軒を支えます。軒先が下がった場合は室内側の桔木(はねぎ)を調整することで軒先を上げることができます。

日本の気候は四季があり高温多湿の雨の多い気候です。昔の日本の家では建物に大敵の風雨をしのぐために軒を深く作り建物を守ってきました。先代の知恵である桔木(はねぎ)を使い深い軒と濡れ縁を作る予定です。

どのように使われるか楽しみです!