7月に募集をさせて頂きました、西日本豪雨災害のボランティア古民家無償簡易鑑定を8月26日(日)に実施致しました。被災地にボランティアに入るのは数知れませんが、今回は被災古民家でお困りのお家に鑑定業務をさせて頂きました。

岡山県内の古民家鑑定士資格者、シルバー人材センターの木造空き家簡易鑑定資格者を対象にボランティアを募集させて頂き、鑑定業務にあたりました。

現地はこのような状況です。こちらのお宅では、床上2.7mという被害を受け1階部分はもちろん2階部分の一部の浸水を受け、土壁や床はかなりの被害を受けております。その中で、鑑定という仕事以外にも被災地での悩みが沢山あることにも気づきました。

建物の再生に向け実際に建物が直るのだろうか?費用はどれくらいかかるのであろうか?時期は?建替えた方が良い?浸水したので解体?今後の活用方法は?など、さまざまなソフト面の相談があります。こちらの面も鑑定業務の際にしっかりと説明し提案をすることも私たちのプロとしての仕事だと思います。古民家は、職人の技術や日本の伝統文化、そしてお施主様の想いが詰まった宝物です。一軒でも多くの古民家が被災地で残る事を願っております。

 

地域に残る古民家を、山陽新聞さん、OHKニュースさん、RSKニュースさん、倉敷ケーブルTVさん、玉島ケーブルTVさん、新建ハウジングさん、共同通信社さん、などに取り上げて頂きました。ありがとうございました。

これからもしっかりと古民家を守る団体としてしっかり活動していこうと思います!