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倉敷の古民家再生調査にて倉敷まで。

そこで蔵もあったのですが、倉敷の蔵特有のなまこ壁(瓦と漆喰でラインが入った部分)でいい雰囲気の蔵がありました。

そこで発見したこちらの扉。

 

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土戸といわれる扉で約10センチの重厚な扉でずっしり。自宅の扉としては不向きですがこのような蔵の場合、大切なものを火災から守る防火性。土と漆喰を塗り込み何とも言えない重量感のある扉になっております。

蔵の中は土で塗り固められ気密と断熱鵜は抜群。外部の環境の変化に左右されず、年間を通して温度湿度が一定に保てるので大切なものの保管にも有効です。

昔の生活では自然の知恵を利用してこのような蔵を建てておりました。

先代の技術と知恵の詰まった古民家は残していくべきだと改めて感じますね。